MBTIを日常で読む
JとPの違い
予定の決め方から
JとPの違いは、几帳面か、だらしないかではありません。Jは段取りを決めて進めることを、Pは新しい情報に開かれ、予定を更新しながら進めることを好む傾向です。旅行なら「先に何を決めたいか」に目を向けると、違いがつかみやすくなります。
違いを見る軸
決めて進む/更新して進む
何を先に決めたい?
友人との日帰り旅行を考えてみましょう。集合時刻だけでなく、昼食や午後の行き先も決めておきたい人がいる一方、現地の天気や混み具合を見て選びたい人もいます。次は、その違いを表した会話例です。
J寄りの希望
「集合は10時にしよう。お昼の店と午後の行き先も決まると、準備しやすいな」
P寄りの希望
「集合は10時で大丈夫。午後は、天気や気になる場所を見てから決めない?」
J寄りの人は、確定した予定を足場に動きやすい。P寄りの人は、選択肢を残しておくと、その場で得た情報を生かしやすい。同じ旅行を楽しみたくても、決めるタイミングの好みが違う、という読み方です。この一場面だけでタイプを判定するものではありません。
片付け能力とは別
JとPは、外界への接し方
Myers & Briggs Foundationの公式説明では、J(Judging)とP(Perceiving)は外の世界への接し方に関わる好みです。簡潔にいえば、Jは計画や決定を重視し、Pは新しい情報や選択肢に開かれていることを重視します。
ここでいう「好み」は、能力や優劣ではありません。誰もが両側を使います。Jでも予定を変えることはありますし、Pでも必要な予定を確定できます。
几帳面さのラベルにしない
「Jだから片付け上手」「Pだから部屋が散らかる」とは言えません。片付けが得意かを知りたいなら、J/Pの文字より、実際の片付け方を見るほうが直接的です。同じように、Jを「融通がきかない」、Pを「約束を守らない」と読むのも別の話です。
また、ネット上の別の性格診断で示されたタイプを、公式MBTIと同一のものとして扱わないようにしましょう。
