イヤホンの機能を使い分ける
ノイキャンと
外音取り込み
どう使い分ける?
ノイズキャンセリングは周囲の騒音を抑える機能。外音取り込みは、マイクで拾った周囲の音を聞き取りやすくする機能です。「音楽に集中したいか、周りの音も聞きたいか」で選ぶと、使い分けがわかりやすくなります。
ノイキャン
周囲の騒音を抑える
外音取り込み
周囲の音を取り込む
「オフ」も別の状態
ノイキャンと外音取り込みは、どちらが上位という関係ではありません。イヤホンを着けたまま、聞こえ方を目的に合わせて切り替えるための機能です。
ノイズキャンセリング
周囲の騒音を抑えて、音楽を聴きやすくしたいときに使います。外の音が全部消える機能ではなく、音の種類や装着状態でも感じ方が変わります。
外音取り込み
イヤホンやヘッドホンのマイクを通して、周囲の音を聞き取りやすくします。音楽を流しながら周りにも気を配りたいときの選択肢です。
両方をオフにしても、耳をふさいでいる形はそのままです。外音取り込みを使う状態とも、イヤホンを外した状態とも違います。売り場で試すなら、この3つを順番に比べると違いがつかみやすくなります。
集中したい時、聞きたい時
たとえば、こんな一日ならどうでしょう。以下は機能を選ぶための使い方の例です。
電車で座って音楽を聴く
車内の音より曲に集中したいなら、まずノイキャンを試す場面。音量を上げることだけで調整せず、普段の無理のない音量のまま、モードを切り替えたときの聴きやすさを比べてみます。
駅の案内が気になる
次の停車駅や乗り換え案内も聞きたいときは、外音取り込みが候補になります。ただし、オンにすれば必ず案内を聞き取れるわけではありません。大切な案内を聞く場面では、再生を止めてイヤホンを外すほうが確実なこともあります。
自宅で家族に呼ばれる
家族と同じ部屋なら、周りの声も聞きたいかを考えて選びます。短い呼びかけへの返事なら外音取り込みを試し、ちゃんと話す時間になったら曲を止める。機能に会話を任せきりにせず、自分が落ち着いて聞ける状態へ切り替える考え方です。
通話のノイズ低減とは別
商品説明に「ノイズ低減マイク」と書いてあっても、自分の耳に入る騒音を抑えるANCと同じ意味とは限りません。通話マイクのノイズ低減は、主に相手へ届ける声を整える話です。
選ぶ前に、「自分が音楽を聞くときの機能」と「通話相手が自分の声を聞くときの機能」を分けて読むと混同しにくくなります。会議で声を届けたいのか、移動中の音楽に集中したいのか。困っている場面を一つ決めてから、商品の該当する説明を見てみましょう。
切り替えやすさも比べる
同じ名前の機能があっても、操作や調整できる内容は機種ごとに違います。ボタンで切り替えるのか、アプリを開くのか。試すなら、音だけでなく、その操作を普段の自分が使いそうかも見ておきたいところです。
また、カナル型などの形状と、ノイキャンの有無は別の条件です。「耳栓のような装着感が苦手」という悩みなら、モードを比べる前に形から選んだほうが整理しやすいかもしれません。
外音取り込みも、耳を外の状況へ完全に開放する機能ではありません。周囲の音を聞き逃すと危険な場所では使用せず、道路の安全確認をこの機能に頼らないようにします。
出典:ソニー・ノイズキャンセリングと外音取り込みの機能説明/ソニー・外音取り込みのヘルプガイド。機能の説明はこれらを参照し、場面別の選び方は筆者が整理。確認日:2026年10月20日。
