10か月目を迎えて
こんにちは!
このブログもついに10か月目に突入しました。
思えば、ブログを開設したばかりの頃は、
「半年くらいでアドセンスに合格して、少しは収益化できるかな?」
「1年経つころには月数万円くらい稼げたら最高!」
なんて、かなり楽観的な夢を描いていました。
しかし現実は、思っていたよりもずっと険しい道のりです。
それでも、ただひとつ胸を張れるのは——PVは確実に伸びてきているということです。
これまでのPVと収益推移
まずは恒例の数字の振り返りから。
月数 | PV数 | 収益 |
---|---|---|
3か月目 | 240 | 0円 |
4か月目 | 600 | 0円 |
5か月目 | 860 | 0円 |
6か月目 | 380 | 0円 |
7か月目 | 1,200 | 0円 |
8か月目 | 1,700 | 0円 |
9か月目 | 2,000 | 0円 |
10か月目 | 3,600 | 0円 |
見てください、この右肩上がりのPV!
特に今月は先月比+1,600PVという大幅な成長を見せました。
収益は…まぁ、変わらず0円ですが(笑)、アクセスが増えるとやっぱりモチベーションも上がります。
先月の運営レポートはこちらから!

今月のハイライト:TikTok音源バズ
10か月目のPV急増の理由は、間違いなくTikTokでバズった音源の解説記事です。
もともと私は、ブログのテーマのひとつとして「ネットで流行したネタやトレンド」を取り上げています。
中でもTikTokの流行は拡散スピードが桁違いで、話題になった音源やダンス、ミームは、検索数も一気に跳ね上がります。
今回のヒット記事は、ある音源の「元ネタ・歌詞・意味」を丁寧に解説したものでした。
- その音源が使われている代表的な動画例
- 元になったアーティストや楽曲情報
- 英語やスラングの意味解説
こういった内容を盛り込み、検索ユーザーの「知りたい!」にドンピシャで応えたことが、ヒットの要因だと分析しています。
結果、この1記事だけで今月のPVの半分近くを稼ぎました。
一方で、こういうトレンド記事の宿命として「旬が過ぎればアクセスは減る」という課題もあります。
なので、バズの勢いに乗りつつも、長く読まれる記事とのバランスを取らなければと思っています。
著作権への配慮と記事非公開
PVは伸びたものの、今月は「著作権問題」にも直面しました。
Googleアドセンスに合格するためには、コンテンツポリシーの遵守が不可欠です。
その中には「著作権侵害に関するコンテンツは不可」という明確な規定があります。
私の場合、過去に書いた記事の中で、音源や映像のスクリーンショット、アニメや漫画の画像を引用しているものがありました。
引用タグを付けて出典を明記していても、Googleの審査基準は非常に厳しいため、「これも危ないかも…」という記事は思い切って非公開にしました。
正直、せっかく書いた記事を下げるのは心が痛いです。
しかも、それなりにアクセスのあった記事も含まれているので、PV減少のリスクもあります。
でも、長期的に収益化を目指すなら、ここは避けて通れない道だと割り切りました。
PV伸びと収益ゼロのギャップ
数字だけを見ると、今月はPV急増で順風満帆に見えます。
しかし、収益は相変わらず0円です。
理由はシンプルで、アドセンスにまだ合格していないから。
そしてアフィリエイト案件もほぼ設置していないため、広告収入が発生しようがないのです。
ただ、この0円期間は「種まき期間」だと考えています。
PVが増えれば、いずれ収益化の仕組みを作ったときに一気に芽が出る可能性があります。
だからこそ、今は焦らず、アクセスと信頼を積み重ねていきたいところです。
バズ記事の威力と限界
10か月目は、TikTok音源解説記事のヒットによってPVが大きく伸びました。
一晩で何百アクセスも集まる様子は、ブログをやっていて一番テンションが上がる瞬間です。
しかし、バズ記事には必ず旬の終わりがあります。
特にTikTokやYouTube Shortsの流行は、数週間〜1か月で入れ替わるスピード感。
バズった直後は最高のアクセス源でも、次第に検索数は減少します。
つまり、バズ記事は一時的なブーストとしては有効ですが、それ単体ではブログ全体の安定成長は見込めません。
ロングテール記事との組み合わせ
そこで重要になるのがロングテール記事です。
ロングテール記事とは、検索ボリュームは小さいけれど、長期間安定してアクセスを集められる記事のこと。
例えば…
- 「〇〇の使い方・設定方法」
- 「△△を安く購入する方法」
- 「□□のトラブル対処法」
こういった記事は、バズのような爆発力はありませんが、1日数PVでも365日アクセスが続きます。
そして、こうした記事が積み重なれば、ブログの基礎PVが底上げされ、バズ記事が無い月でも安定したアクセスを確保できます。
著作権対策とアドセンス合格への道
今月、私は著作権的にグレーな記事を非公開化しました。
これはGoogleアドセンス合格に向けて避けて通れない作業です。
Googleのコンテンツポリシーでは、
- 無断転載
- 著作権を侵害する画像・動画・音声の使用
- 違法配布コンテンツの紹介
これらが厳しく禁止されています。
引用であっても、画像や音源の権利者が明確でない場合や、使用目的がガイドラインの「適正な引用」に当たらない場合、審査落ちの原因になります。
今後の対策としては、
- 画像は自作か著作権フリー素材のみ使用
- 動画や音声は埋め込み(YouTube公式チャンネル等)で対応
- 引用文は必要最低限+必ず出典明記
この3つを徹底します。
なぜPVが伸びても収益が出ないのか
最大の理由は広告が貼れていないからです。
今はアドセンス未合格なので、自動広告も表示できません。
また、アフィリエイトリンクもほとんど設置していないため、読者が商品やサービスを購入しても収益化できません。
これは逆に言えば、アドセンス合格=収益発生の土台完成ということ。
PVが今のペースで伸び続ければ、合格直後から収益が生まれる可能性があります。
11か月目に向けた具体的アクション
次の1か月間で取り組むのは以下の5つです。
- アドセンス再申請準備
- ポリシー違反の可能性がある記事は完全除去
- サイトマップとプライバシーポリシーの整備
- 内部リンクを見直し、サイト全体の回遊率向上
- バズ記事のストック作り
- 次のトレンドを先読みして記事化
- TikTok・X(Twitter)・YouTubeトレンドの定期チェック
- ロングテール記事の強化
- 検索ボリューム500〜3,000程度のニッチキーワードを狙う
- 季節性記事も1〜2本準備(春イベント系など)
- 記事リライト
- 既存記事のタイトルと見出しを改善
- 重要キーワードの不足を補う
- PV分析と改善
- Google Search Consoleで流入キーワードを確認
- クリック率(CTR)が低い記事を優先的に改善
10か月目で見えた「続ける理由」
正直、収益ゼロの状態でここまで続けるのは精神的にもきついです。
でも、今月のようにPVが伸びたり、記事がバズると「やっててよかった」と思える瞬間が必ずあります。
そして何より、
「1年前の自分が想像できなかった場所に立っている」
この事実が、次の1か月を頑張る原動力になっています。
最後に
10か月目は、PV急増と著作権対策という相反する出来事が同時に起こった月でした。
PVの伸びは嬉しい一方で、収益化にはまだ壁があることを痛感しました。
それでも、ブログは積み重ねた分だけ成長します。
次は11か月目、そして1年の節目。
その時には、アドセンス合格という大きな成果を報告できるよう、全力で取り組んでいきます。