独学で簿記3級に短時間合格した勉強法を公開!

こんにちは!現在、大学生3年生で理系学部に在学しています。

そんな私が夏休みの間に簿記3級に一発で合格した勉強方法をご紹介します。

目次

簿記って?

簿記とは、企業などの経済主体が行う日常の経済活動(取引)を帳簿に記録し、整理・報告するためのルールや手続き、およびその技能を指します。

簿記には単式簿記複式簿記の2種類に分けられています。

単式簿記は結果のみを表す方法で家計簿など簡単な計算に用いられます。

複式簿記は原因と結果を表す方式で、会社の帳簿記録などに用いられます。

日商簿記の試験では主に、複式簿記についての知識が問われます。

試験について

簿記3級の試験は試験時間が60分で

第1問 仕訳問題
第2問 帳簿問題、勘定記入問題
第3問 決算整理問題

に分かれており、第1問が45点満点、第2問が20点満点、第3問が35点満点の合計100点満点であり、
合計に必要な点数は70点以上です。

簿記3級の試験の合格率は45%から55%程度であり、資格の試験としては比較的高い合格率となっています。

また対面試験よりもネット試験の方が合格率が高い傾向にあります。

必要な勉強時間

一般的に簿記3級の合格に必要な勉強時間は100時間程度だと言われています。

これは社会人が一日1時間勉強するとしても、約3か月かかる計算です。

逆にすぐに合格したい!と思う方は一日3時間以上勉強すれば、約1か月で合格できることになります。

簿記を取ろうと思ったきっかけ

私は夏休みに時間があるため、何か資格が取りたいなーくらいに思っており、少し調べると、簿記3級が取りやすいとネットに書いてあったため、軽い気持ちで勉強を始めました。

1か月で合格した勉強法

私は夏休みの8月に勉強を始め、1か月で合格することができました。合計勉強時間は70時間ほどです。

今回はその勉強法などを公開していきたいと思います。

まず、使用した教材はパブロフ流日商簿記3級テキストと問題集です。



このテキストに決めた理由は、特になく、簿記3級のおすすめテキストを調べた際に、多くのサイトで紹介されていたためです。

特によかったのは問題集の方です。問題集は分野別に問題が構成されているため、苦手な分野を集中的に解くことができ、効率的に学習ができました。

簿記の”ぼ”の字も知らなかった私は以下の流れで勉強を開始しました。

STEP
テキストをざっと見る。
STEP
問題集を何周もする。
STEP
付属の模試を解く。

テキストをざっと見る。

簿記について知ってることがほとんどなかった私はまず、テキストを読んで簿記がどんなものなのか理解することにしました。

テキストの問題も少し解くだけで、あとはざっと読んで大まかな流れを確認しました。そのときにパブロフのテキストはわかりやすいようにイラストで描かれており、イメージしやすかったです。

大体テキストを読んで大まかなルールを理解するのに5~6時間かかりました。

問題集を何周もする。

勉強の中で最も時間がかかったのはこの部分です。

やり方は簡単で、問題を解いたら丸付けをして、わからなかった問題に日付とチェックをつける。これを繰り返していくだけです。しかし、私はほんとに何も知らなかったので最初の部分からほとんどチェックだらけでした。解答に解説が乗っているのですが、それでもわからない場所はテキストに戻って読み返しました。

正直、私が最も苦戦したのは賃借対照表の勘定科目でどの科目が左でどの科目が右なのかということです。

これに関しては数をこなして覚えました(笑)。

問題集を大体解けるようになるまで、50~60時間ほどかかりました。

付属の模試を解く。

テキストを大体解けるようになった後は、パブロフの問題集に付属している模試を解きました。

問題集には予想模試が3回分ついており、さらにネット試験の予想模試2回分の付属データが載っています。

問題集を大体解けるようになっても、模試ではこの5回のうち4回は合格点に届きませんでした。

原因としてはやはり、模試の形式になれるまで時間がかかることです。大問に優先順位をつけることが大切だと気付きました。

優先順位としては絶対に大門1→大門3→大門2で解いた方がいいと思います。理由は大門1は配点が1問3点×15問であり、大門の中で最も配点が高く、簡単なので時間に余裕をもってミスは3問までに抑えたほうがいいからです。次に配点が高いのが大問3であり、最も時間がかかる問題でもあります。先に大問2をといて時間が足りなくなると、大幅な原点につながります。(実際に私はこれでめちゃめちゃ点数を落としました、、、)

また、決算整理問題では日付と仕訳をしっかりと紙に書いて自分で整理することが大切です。

さらにネット試験では、マウスを動かして記入しないといけないため、対面試験よりも記入に手間がかかります。

電卓は必須です!!

時間配分に気を付けながら解くことが合格のカギだと思います。

私は付属の模試を解くのに5時間、丸付けをして見直しや解きなおしに5時間、合計で10時間ほどかかりました。

まとめ

今回は日商簿記3級に独学で合格した方法を紹介しました。

私は学生で、夏休みに時間があったため詰込みで1か月で合格できましたが、社会人の方などはゆっくりと自分のペースで勉強することが最適だと思います。

資格の勉強で最も大切なことはモチベーションを維持することだと思います。誰にも強制されない勉強だからこそ、自分の実力をしっかりと出せるように計画を立てて頑張りましょう!

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この記事を書いた人

理系国立大学生のYuuKishiです!将来のためブログを通して、マーケティングやライティング技術を学んでいます。

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