こんにちは!Mrs. GREEN APPLEのDOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”、北海道公演に参戦された方、お疲れ様でした!
今回は、2025年11月1日・2日に大和ハウス プレミストドームで開催された北海道公演のセトリと、実際の会場の雰囲気について詳しくご報告します。
※この記事はネタバレを含みます。セトリを知りたくない方は見ないようにご注意ください。
※セトリや演出内容は公演によって変更になる可能性があります。
セトリは各公演ごとに変わる説、検証結果は…?
ツアー開始前から、「バベルの塔」という神話の「言語をバラバラにした」というストーリーから、各会場ごとにセトリが変わるのでは?という説がファンの間で大いに話題になっていました。
実際、ミセスは過去のツアーでも日替わりセトリや会場限定の楽曲を披露することがあったため、今回のツアーコンセプトから考えても十分にあり得る話でした。
SNSでは「どの会場で何が聴けるか分からない」「全会場参戦するしかない!」といった声も多く見られました。
しかし、結論から言うと、北海道公演のセトリは名古屋公演と完全に同じでした!
これにより、今回のドームツアーは全公演で同じセトリになる可能性が非常に高いと考えられます。
もしかしたらラストの東京ドームでサプライズがあるかもしれませんが、基本的には同じ構成でツアーを回っていくスタイルのようです。
北海道公演(11/1・11/2)セットリスト
それでは、お待ちかねのセトリをご紹介します!
~セットリスト~
- Love me, Love you
- CHEERS
- アンラブレス
- Feeling
- パブリック
- おもちゃの兵隊
- WanteD! WanteD!
- ライラック
- Soranji
- フロリジナル
- ゼンマイ
- 君を知らない
- Soup
- 絶世生物
- Ke-Mo Sah-Bee
- ア・プリオリ
- Loneliness
- ダーリン
- コロンブス
- ANTENNA
- GOOD DAY
- Magic
- 天国
※公演時間は約2時間30分程度でした
~アンコールについて~
今回のセトリには本編23曲が詰め込まれており、通常のアンコールはありませんでした。
これもバベルの塔のコンセプトに沿った演出の一つなのかもしれません。一つの大きな物語を23曲で描き切るという構成になっています。
セトリの特徴と感想
今回のセトリは「バベルの塔」というコンセプトに合わせた、圧倒的な世界観を体感できる内容でした。
注目ポイント:
1. 定番ヒット曲の不在
- 『青と夏』『ケセラセラ』『点描の唄』などの定番大ヒット曲が入っていない
- 『私は最強』『インフェルノ』といった超人気曲も今回は未披露
- これは賛否両論あるかもしれませんが、「バベルの塔」という一つの作品を完成させるための選択
2. バラエティ豊かな楽曲構成
- 初期の名曲「Soup」から最新曲まで幅広く網羅
- 「フロリジナル」「絶世生物」「Ke-Mo Sah-Bee」など、アルバム曲やライブであまり披露されない楽曲も
- 「コロンブス」の披露は特に盛り上がりました!
3. 物語性を重視した流れ
- 「Love me, Love you」から始まり「天国」で締めくくる流れは、まさにバベルの塔の物語を表現
- 激しい曲、しっとりした曲、踊れる曲がバランスよく配置されている
- 一つ一つの楽曲が意味を持ち、全体で一つの大きな物語を紡いでいく構成
4. 演出の素晴らしさ
- ドーム全体を使った壮大な演出
- 照明、映像、セットが一体となって「バベルの塔」の世界観を創り上げる
- 大森元貴さんのMCも含めて、全てが計算され尽くされた完璧なライブ
「商人」席からの視点 – スタンド席が最高だった話
ここで、私が実際に座った「商人」という席種についてお話しします。
今回のツアーでは、チケットの席種が「勇者」「賢者」「弓士」「商人」などバベルの塔にちなんだ名前になっていました。私は「商人」という席種で、スタンドの後方でした。
正直、発券した時は「後ろの方か…まあ仕方ないか」と、あまり期待していませんでした。
アリーナ席やスタンド前方の方が良いに決まってる、と思っていたんです。
しかし、実際に座ってみると…めちゃくちゃ見やすかったです!
スタンド後方席の素晴らしさ:
1. 会場全体が見渡せる
- ドーム全体の演出が一望できる
- ステージだけでなく、客席の一体感、ペンライトの海も全部見える
- まるで「バベルの塔」という作品全体を俯瞰しているような感覚になる
2. 演出が完璧に見える
- 照明の動き、映像の切り替わり、セットの変化が全て視界に入る
- 天井から降りてくる演出も、後ろからだと全体像が把握できて感動が倍増
- メンバーの動線も全て見えるので、ライブの構成美を堪能できる
3. 音響が良い
- ドーム後方は音がよく響いて、バランスよく聴こえる
- 大森さんの歌声がクリアに届く
- 爆音すぎず、でも迫力は十分!
4. 疲れにくい
- 視線が程よく、首が疲れない
- 全体を見渡せるので目の焦点が合わせやすい
- ゆったり座って楽しめる
スタンド後方を「ハズレ席」だと思っている方もいるかもしれませんが、今回のような演出重視のドームツアーでは、むしろ当たり席だと言えます!
特に「バベルの塔」というコンセプトライブでは、壮大な世界観を全身で感じるために、全体が見える位置は最高の特等席でした。
もちろん、近くでメンバーの表情を見たい!という気持ちも分かりますが、ドーム規模のライブでは後方席ならではの楽しみ方があることを、声を大にして伝えたいです!
会場の雰囲気
札幌ドームは約4万人を収容できる大きな会場で、両日ともほぼ満員でした。
開演前から会場はミセスカラーのペンライトで埋め尽くされ、期待感が高まります。メンバーが登場した瞬間の歓声は、ドーム全体が揺れるかと思うほどの大きさでした。
客層は10代から40代くらいまで幅広く、家族連れやカップル、友達同士など様々。
みんなが一体となってミセスの音楽を楽しんでいる空間は、本当に特別なものでした。
北海道という地の利を活かして、道外から遠征してきたファンも多かったようです。会場周辺では「遠くから来た甲斐があった!」という声もたくさん聞こえてきました。
グッズ情報
会場では様々なツアーグッズが販売されていました。特に人気だったのは:
- ツアーTシャツ
- タオル
- ペンライト
- パンフレット(写真が美しい!)
グッズ列は開演前後が最も混雑するので、時間に余裕を持って並ぶことをおすすめします。私は開演2時間前に並んで、30分ほどで購入できました。
まとめ
「セトリが各会場で変わる説」は今のところ否定される形となりましたが、神話の世界観を完璧に表現した素晴らしいライブであることに変わりはありません。
むしろ、同じセトリだからこそ、全国どの会場でも同じクオリティの「バベルの塔」という作品を体験できるとも言えます。
名古屋でも北海道でも同じセトリということで、これから参戦される方は安心して(?)この情報を参考にしてください!聴きたい曲がセトリに入っているか事前に確認できるのは、ある意味ありがたいかもしれませんね。
そして、もしスタンド後方席を引いてしまった方、落ち込まないでください!
むしろラッキーです。全体が見える位置から、ミセスが創り上げる壮大な世界を存分に楽しんでください。
ただし、福岡・大阪・東京と公演が続きますので、もしかしたらどこかでサプライズセトリ変更や特別な演出があるかも…?
特に東京ドームのファイナルは何かあるかもしれません。引き続き注目していきましょう!
残りの公演スケジュール:
- 11月8日(土)・9日(日):みずほPayPayドーム福岡
- 11月15日(土)・16日(日):京セラドーム大阪
- 12月15日(月)・16日(火)・19日(金)・20日(土):東京ドーム
これから参戦される皆さん、思いっきり楽しんできてください!
そして、もう参戦した方、一緒にバベルの塔を体験できたこと、感謝です!

